【MtG Arena】イゼットでミシックへ!その2【プラチナ!】

MtG(2020年11月)プラチナ MtG Arena

こんにちは、らみぃです。

今回はイゼットデッキで構築ミシックランクを目指す企画の続きです。
企画の概要についてはこちらの記事から

先日、MtG Arenaの構築BO3ランク戦でゴールド帯を抜けてプラチナランクに到達しました。

MTGA 2020年11月プラチナ到達

メタゲームや現在使用しているデッキについて解説していきます。

MTG ゼンディカーの夜明け ブースターBOX 日本語版【MTG】

著者紹介
紙のMtGは20年以上前、小学生~中学生の頃に遊んでいました。
MtG Arenaは2019年1月末ごろ(日本語対応の少し前)に開始。
何度か休止期間を挟みつつ、構築ランク戦(BO3)中心にプレイしています。
過去に一度だけ構築ランク戦でミシック帯に行けたことがあります(最終%帯でした)
基本はカジュアル寄りのへなちょこプレイヤーです。

メタゲームについて

現在の一般的なメタゲームとしては、

《遺跡ガニ》入りのルールスローグ
グルール系ビートダウン
ヨーリオン系のボードコントロール

のデッキが人気と言われています。

ゴールド帯でもよく当たりました。いずれも強いデッキだと思います。
ただ、ゴールド帯はとてもカオスなメタゲームでもあります。
はじめて見るようなデッキや、少し前によく見かけたようなデッキなど、いろんな種類のデッキと対戦できます。

環境の速度についても多様化しているように思います。
ビートダウン系デッキは高速化している印象です。
タップインランドが多い環境なので純粋な速度が上がっているわけではないと思いますが……
クリーチャーの質が高くなり、除去を火力呪文に依存するイゼットデッキでは相対的に対処が追いつかない場面が多くなったと感じています。

一方で、ヨーリオン系デッキのようにボードコントロールしつつアドを稼ぎ、フィニッシャーにつなげる遅めのデッキも共存しています。

トップメタとして挙げた上述の3デッキはそれぞれ得意な速さが異なります。
そのため、全てのメタデッキの対策をするのは難しいと感じています。

BO3戦では、ゴールド帯は勝てば4マス進み、負けると2マス後退する仕様です。
特定のデッキをメタりすぎても裏目がある状況なので、効率よくゴールド帯を抜けるには「ブン回り」含む強い動きのできるデッキで回数をこなすのが正解かもしれません。

使用デッキ

先月に引き続いてイゼットカラーのスペルデッキを使用しています。

先月使用していたリストはアグロ仕様のものではなく、除去を多めに入れた形でした。
今月に入ってからはランク戦の過程で結構カードを入れ替えていました。
残念ながらプラチナ到達直後のデッキリストを控えられていませんでした。
本記事執筆時現在のリストを紹介します。プラチナに上がってから2戦ほどしたリストです。

MtG(2020年11月)プラチナ

アリーナ用のインポートテキスト

デッキ
4 選択 (XLN) 65
2 山 (THB) 253
3 棘平原の危険 (ZNR) 166
6 島 (THB) 251
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
2 老いたる者、ガドウィック (ELD) 48
4 大慌ての棚卸し (M21) 50
4 天啓の神殿 (M20) 253
3 ショック (M21) 159
4 嵐翼の精体 (M21) 73
4 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
2 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
3 厚かましい借り手 (ELD) 39
3 焦熱の竜火 (M21) 158
4 マグマの媒介者 (ZNR) 148
4 スプライトのドラゴン (IKO) 211
4 灰のフェニックス (THB) 148

サイドボード
3 サメ台風 (IKO) 67
3 神秘の論争 (ELD) 58
2 無作法な挑発者 (M21) 133
2 切り裂かれた帆 (IKO) 136
2 影槍 (THB) 236
3 雷猛竜の襲撃 (IKO) 109

先月のリストからの主な変更点

先月はクリーチャーを各3枚程度に散らしつつ除去を多めにとっていました。
今月のリストでは逆にクリーチャーをしっかり4枚ずつ採用しています。
代わりに除去の枚数が減っています。

前のリストでは相手の脅威に対処しやすいものの、こちらのクリーチャーもうまく対処されてトップ勝負になる、「ぐだった展開」が多かったと感じました。
そこで今月はクリーチャーを増やした感じです。

結果、相手が序盤にちょっと躓いたときにそのまま押し切れる場面が増えました。
これまでは相手に隙があっても、こちらの手札も除去ばかりで展開できない、ということがありました。この点は改善できていると思います。

さらに、いわゆる「ブン回り」的な勝ちパターンも増えました。

具体的な変更点

《海門修復》×2→《ジュワー島の撹乱》×2

《海門修復》をスペルとして使用する場面がほとんどありませんでした。
使用できる頃には手札が尽きかけていることの方が多く、効果的に使える場面ではむしろオーバーキルな印象です。
タップインランドが多い環境です。
序盤~中盤に呪文として使いやすいものとして《ジュワー島の撹乱》を試しています。

今後、このスロットで《シルンディの幻視》も試してみたいと思います。
こちらは劣勢の場面で必要な除去を探しに行けるのが魅力的です。

《ショック》-1→《焦熱の竜火》+1(3枚目)

《遺跡ガニ》など、タフネス3のクリーチャーを見かけるようになったので変更しています。

《海門の嵐呼び》×1、《砕骨の巨人》×3→《スプライトのドラゴン》×4

《スプライトのドラゴン》は除去の多い環境で簡単に対処されていたので外していました。
それでも、残れば重要なダメージ源になるので改めて採用しています。
ブン回りパターンには欠かせないクリーチャーです。

《砕骨の巨人》は、環境にタフネス3クリーチャーが増えてきたので火力部分が相対的に弱く感じます。
加えて、クリーチャー部分についても環境に増えた3点火力で簡単に処理されてしまい、使いにくい印象があります。
決して弱いカードではないですが……

《胸躍る可能性》×2→《嵐翼の精体》+1(4枚目)、《マグマの媒介者》+1(4枚目)

《胸躍る可能性》は、1枚目の《大慌ての棚卸し》を捨てたり、《海門の嵐呼び》と組み合わせるととても強力です。
しかし、《海門の嵐呼び》を抜いたのに合わせて外しました。
代わりに入れたクリーチャーは、《胸躍る可能性》のようにライブラリートップ2枚に干渉できるうえに打点も期待できます。

《雷猛竜の襲撃》×2、《乱動の噴火》×1、《乱動への突入》×1→《灰のフェニックス》×4

《灰のフェニックス》はもともとサイドカードでした。
切削の多いローグ相手にサイドインしていましたが、除去耐性もありパンプで打点も上げられるため、メインに変更しました。

《雷猛竜の襲撃》は同じくローグ相手にとても強力なうえ、苦手な緑系ビートダウンの大きなサイズのクリーチャーに対しても有効な除去カードです。
しかし、早いゲーム展開では十分な火力になる前に押し切られることが増えてきたので、サイドに移しています。

サイドボード解説

具体的なin-outについては現在いろいろ検討中ですので割愛します。

《サメ台風》×3

対ヨーリオン系デッキにお試しで採用中です。
《否認》などの打ち消しカードを入れていたこともありました。
しかし、構えながらのコントロール的な動きはこのデッキ本来の動きと相性が悪い印象もあり、効果的なサイドインとは言えませんでした。

《サメ台風》は終盤にサイクリングでカードを引きつつ大型飛行トークンを出します。
サイクリングなので打ち消しに強く(一部、打ち消せる呪文はありますが……)、トークンは《予言された壊滅》で生贄を強要されることがありません。

《神秘の論争》×3

先月のリストからは1枚減らしました。
青いデッキ相手ならとりあえず入れることが多いです。

《無作法な挑発者》×2

対緑系ビートダウンに採用しています。
火力で対処しにくい大型クリーチャーを1枚で完封できます。
ただし、トランプル持ちをブロックすると1点以外貫通してしまいます。

《切り裂かれた帆》×2

《エンバレスの宝剣》、《ガラスの棺》といったアーティファクトに加え、多くの飛行クリーチャーにも当たる万能除去です。
そのうえ、サイクリング可能なので非常に腐りにくいいいカードです。

《影槍》×2

イゼットカラーで苦手なライフゲインができる装備品です。
これがあるとライフレースに強くなります。
滅多にないシチュエーションではありますが、これを装備した自クリーチャーに対して《無作法な挑発者》で格闘すると、相手に飛ぶダメージ分回復できます。

《雷猛竜の襲撃》×3

対ローグ、対緑系ビートダウン用の除去カードです。
《死の飢えのタイタン、クロクサ》のあるラクドス系のデッキにも追加の追放除去としていれます。

変わった使い方として、自分の《無作法な挑発者》に打ち込むことでバーン的な攻め方ができます。
打点7、8の《雷猛竜の襲撃》を立て続けに《無作法な挑発者》に撃ち込んで勝ったゲームもあります。

まとめと今後について

今回、ランク戦でプラチナランクに到達したイゼットデッキを紹介しました。
先月のリストと比較して、より攻撃的な形になっていると思います。
引き続き、今月内のミシックランク達成に向けて頑張りたいと思います。

MTG ゼンディカーの夜明け ブースターBOX 日本語版【MTG】

コメント

タイトルとURLをコピーしました