こんにちは、らみぃです。
イゼットカラーのデッキで挑戦していたMtG Arenaでの先月のランクマッチについて報告します。
著者紹介
紙のMtGは20年以上前、小学生~中学生の頃に遊んでいました。
MtG Arenaは2019年1月末ごろ(日本語対応の少し前)に開始。
何度か休止期間を挟みつつ、構築ランク戦(BO3)中心にプレイしています。
過去に一度だけ構築ランク戦でミシック帯に行けたことがあります(最終%帯でした)
基本はカジュアル寄りのへなちょこプレイヤーです。
2020年11月結果報告
結論:プラチナ帯で終了……
9月、10月とダイア帯に到達し、最上位のミシック帯に挑戦していただけに、とても残念な結果となりました。
以下、使用デッキの紹介と分析です。
使用デッキその1:イゼットスペル
過去記事で紹介していたデッキです。
ドローサポート系の呪文や除去でサポートしつつ、インスタントやソーサリー呪文と相性のいいイゼットカラーのクリーチャーでビートダウンするデッキです。
環境の厄介なクリーチャーに合わせて除去を多めに取っています。
イゼットスペルデッキの結果・分析
プラチナランクへの到達を報告させていただいた記事を11月5日に投稿しています。
ここまでは順調でしたが問題はこの後です。勝ったり負けたりで勝率が安定しませんでした。
採用している除去系カードは流行っていたローグデッキを意識したものが多く採用されていました。
しかし、このタイミングで《予言された壊滅》デッキとよくあたるようになりました。
このデッキとは圧倒的なまでに相性が悪いと感じています。
また、緑単アグロやグルール(赤緑)上陸のように、火力では焼きにくいサイズのクリーチャーが多い緑系のビートダウンが増えたこともイマイチ勝ち越せない原因だと思います。
ローグ相手にとても便利に使える除去として、《雷猛竜の襲撃》を多めに採用しています。
しかし、こちらの墓地が増えるよりも早く中型~大型クリーチャーを展開できる緑系ビートダウン相手には、なかなかうまく刺さりません。
一般に火力を上げられる(=除去範囲の広い)火力除去は対緑系相手に有効です。
しかし、十分に火力が上がるまで間に合っていません。
また、サイドからの《漁る軟泥》によって墓地を逐一掃除され、完全に機能しなくなるのも厳しく感じました。
使用デッキその2:イゼットコントロール
以上のような状況を踏まえて新たなデッキを模索していたところ……
マジックプロリーグ(MPL)の『ゼンディカーの夜明け』リーグ・ウィークエンド(11月)でMPLプレイヤーのAndrew Cuneo選手が使用した『イゼット・コントロール』が目に留まりました。
↓アリーナ用のインポートテキスト
デッキ
9 島 (M21) 263
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
4 天啓の神殿 (M21) 252
3 山 (M21) 270
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
1 這い回るやせ地 (ZNR) 262
1 廃墟の地 (THB) 242
3 厚かましい借り手 (ELD) 39
2 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 魂標ランタン (THB) 237
3 本質の散乱 (AKR) 60
3 焦熱の竜火 (M21) 158
2 精神迷わせの秘本 (M21) 232
2 否認 (M20) 69
4 中和 (IKO) 59
4 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
3 真夜中の時計 (ELD) 54
3 嵐の怒り (THB) 157
4 サメ台風 (IKO) 67
1 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
サイドボード
2 魂標ランタン (THB) 237
2 否認 (M20) 69
1 本質の散乱 (AKR) 60
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 神秘の論争 (ELD) 58
1 真夜中の時計 (ELD) 54
1 魂焦がし (M21) 160
2 凪魔道士の威圧 (ZNR) 66
1 嵐の怒り (THB) 157
1 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
同じイゼットカラーのデッキですが、こちらはコントロールデッキです。
採用カードも動き方も全く異なるデッキです。
これを使用されたAndrew Cuneo選手ご本人は、あまり活躍できなかったようです。
限られた人数で争うプロリーグ戦では厳しいものがあったのかもしれません。
とはいえ、プロが現環境の中で構築したリストです。
オリジナルチューンのイゼットスペルよりは可能性があるんじゃないかと思い、試しに使ってみました。
イゼットコントロールの使用感
使用感は大変良好。
イゼットスペルでは勝てる気のしなかった苦手な相手にも、勝つプランを見出すことができます。
さらにローグに対しても、イゼットスペルより安定して戦える気がします。
イゼットコントロールはカウンター(打ち消し)呪文を多めに採用したタイプのコントロールデッキです。
自分のターンには極力行動せず、土地を起こした状態でターンを渡します。
相手ターン中に相手が唱えた呪文に対して打ち消し呪文を中心に干渉していきます。
イゼットコントロールの課題:長期戦
しかし、コントロールデッキならではの弊害もありました。
比較的早いターンでクリーチャーを展開して殴りきる構成のイゼットスペルとは異なり、コントロールデッキはじっくり盤面をコントロールしていきます。
どうしても1戦にかかる時間が長くなりがちです。
そのため、同じプレイ時間でも消化できるゲーム数が少なくなります。
そして時間がかかったうえで負けることもあります。
デッキとしてはいいデッキでしたが、どうしても効率よくランクを上げるのに向いたデッキではないように思います。
とはいえ、勝率は圧倒的にイゼットスペルよりもイゼットコントロールの方が高いです。
背に腹はかえられないということでイゼットコントロールを使い込もうと考えました。
しかしながら、月末にかけていろいろと多忙になったこともあり……
冒頭に報告した通り、前月を超える結果を出すことはかないませんでした。
デッキの微調整
月末にかけてローグデッキよりもヨーリオン系(いろんなカラーリングのバリエーションが増えた)や緑系のデッキが更に増えた印象です。
このようなメタゲームの変化に合わせて微調整を行いました。
こちらが、現在のリストです。
↓アリーナ用のインポートテキスト
デッキ
3 山 (ANA) 31
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
4 天啓の神殿 (M20) 253
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
1 這い回るやせ地 (ZNR) 262
1 廃墟の地 (THB) 242
3 厚かましい借り手 (ELD) 39
3 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 魂標ランタン (THB) 237
3 本質の散乱 (AKR) 60
3 精神迷わせの秘本 (M21) 232
2 否認 (M20) 69
4 中和 (IKO) 59
4 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
2 真夜中の時計 (ELD) 54
3 嵐の怒り (THB) 157
4 サメ台風 (IKO) 67
1 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
9 島 (ANA) 26
2 魂焦がし (M21) 160
サイドボード
2 魂標ランタン (THB) 237
2 否認 (M20) 69
1 本質の散乱 (AKR) 60
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 神秘の論争 (ELD) 58
1 真夜中の時計 (ELD) 54
2 凪魔道士の威圧 (ZNR) 66
1 嵐の怒り (THB) 157
1 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
1 切り裂かれた帆 (IKO) 136
増加傾向にある、《嵐の怒り》で除去できないタフネス5のクリーチャーに対応するため、《魂焦がし》をメインから採用しています。
《焦熱の竜火》のような追放効果はありませんが、着地後に+能力を起動したプレインズウォーカーに対しても比較的対処しやすくなっています。
追放が欲しい場面では墓地対策の《魂標ランタン》で対応します。
おわりに
以上、11月ランクマッチの結果報告と自己分析でした。
へっぽこプレイヤーの自己分析です。
もっと他にも理由はあると思いますが、さしあたり思いつくところはこんな感じです。
今後もイゼットカラーのデッキを使ってランクマッチ中心にプレイを続けます。
しかしながら今月は多忙なリアルの事情もあり、なかなかまとまったプレイ時間を捻出するのは難しいかもしれません。
デイリーミッションを中心に地道に取り組んでいく感じになりそうです。
というような状況ですので、しばらくは進展があればTwitter中心の発信になると思います。
余裕があれば記事も書くかもしれませんが……
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