こんにちは、らみぃです。
今回は、低難易度で行える金策としてトマト刈りを紹介します。
戦闘での金策と比較すると、それほど時給が高いわけではありません。
収穫+α(料理・醸造)といったレラン系の構成であれば、むしろスキル上げの過程で自然と通りそうな部分ではあります。
今回は時給や利益に関しても検証してみたのでご覧ください。
概要
トマトの場所について
ビスク西エリアの城門からミーリム海岸にでて、そのまま右手方向を壁に沿って進んだところにトマトの群生地があります(ちょっと小高くなってます)。
ここのトマトは1株でトマトを11個程度収穫することができます。
株の数も十分な数が生えているので、高スキル帯でもリポップ待ちをすることなく、効率よく刈り続けることができると思います。
周囲に脅威となるようなアクティブなモンスターはほとんどいません。
同エリアにはイクシオンやゾンビ系mobなどのアクティブモンスターが存在しますが、このトマトエリア付近までやってくることはほとんどないでしょう。
幸い、ビスク城門も近いので、最悪の場合にはまっすぐに城門に向かって逃げるとガードさんが何とかしてくれると思います。

本当に最悪の場合、城門横にはソウルバインダーさんもいます。
あらかじめHPを設定しておくと安心です。
復帰しやすい立地ですね。
トマトの集め方
トマトの集めかたには次の3つの方法があります。
①収穫スキルの収穫(刈る)で集める。
②料理スキルのサウザンドスラッシュで集める。
③栽培スキルをつかって集める。
①収穫スキルの収穫(刈る)で集める
最も一般的な農産物の集め方ですね。
トマトは農産物の中でも1株からの収穫量が多い作物です。
したがって、時間効率が最も良いのはこの集め方かと思います。
②料理スキルのサウザンドスラッシュで集める。
収穫スキルに依存することなく、生産スキルだけでの素材集めが可能になるサウザンドスラッシュはスキル構成を柔軟に考えることが可能になります。
サウザンドスラッシュは魔法扱い(=必中)の10ダメージ×10回を作物に与えるテクです。
したがって、回避の高い作物相手には非常に有効です。
しかし、HPが100以上となる作物相手には、一撃で倒しきることができません。
今回のトマトはHPが100以上ですので、サウザンドスラッシュのディレイや消費STを考慮すると、収穫に比べるて効率は落ちると思います。
③栽培スキルをつかって集める。
いろいろと前提が大変な方法ですが、環境を構築してしまえば便利な方法です。
効率を考えると土地を取得して課金アセットを用意する必要があります。
栽培中は何か別の作業をすることができるので、時間の使い方を最適化できるととても効率よく稼ぐことができます。
ただし、トマト集めのみの効率を考えると、収穫よりは効率が落ちると思います(具体的な検証については後述)。
一部、1株からの収穫数が極端に少ない作物については栽培の方が効率がよくなるかもしれません
以上、それぞれの方法の特徴を考慮して、今回はスタンダードな①の方法でチャレンジします。
実践
条件について
今回、こちらのキャラで収穫してみました。
収穫スキルは90以上です。
このキャラで30分間、ひたすらトマトを刈り続けました。
捕捉:マクロについて
ちなみに、こちらのようなマクロを設定しています。

マクロ解説
1クリックで3回分の収穫を自動で発動できるマクロです。
/pauseの後の値はキャラが装備しているディレイ短縮装備などに応じて調整してみてください。
「収穫(刈る)」のモーション終了とディレイ消化を待った上で次の「収穫(刈る)」が発動します。

このマクロは、他の採集系スキルにも応用できます。
むしろ1オブジェクトに対して何度もテクを使用することになる採掘や伐採の方が、このマクロの恩恵が大きいかもしれないですね。
結果
こちらが30分の検証前後の持ち物です。
検証前 検証後(30分後)
30分でトマトを1400個集めることができました。
時給で考えると、2,800個/時ということになりますね。
検証中、トマトの株を刈りつくすということもなく、順調に収穫できました。
多少、スタミナの管理に気を使う必要がありますが、今回のトマト刈りは30分以降でも継続可能だと思います。
金策方法としてのトマト刈り考察
収穫の効率について(栽培と収穫の比較)
トマトを栽培する場合、栽培開始から4時間で回収できます。
このとき、MGの種を使って肥料をきちんと与えると最大で植えた種の21倍の数のトマトを得ることができます。
栽培では、アセットの種類によって植えられる種の数が変わります。
課金アセットである高級なグリーンハウス(L)が最も多い100個の種を植えることができるます。
つまり、100個×21=2100個が栽培で得ることのできるトマトの最大数になります。
これは4時間で得ることのできる数ですので、時給に換算すると525個/時となります。
したがって、上記の収穫での結果と比較すると、トマトの収集効率は
収穫>栽培
ということになります。
収穫がここまで圧倒しているとは思わなかったですね

複数の土地やアセットを駆使すれば、栽培効率を改善することはできます。(結構な投資が必要です。金策目的としては割に合わないかも?)
「収穫でAを集める時間を使ってBを栽培しておく」というような工夫の余地があるのが栽培ですね。
金策効率について
トマトのままの売却
NPCへのトマトの売却価格はなんと1Gです。
ですので収穫してきたトマトをそのままNPCに売却しても大した金策にはなりません。
更に、トマトはNPCが15Gで販売しています。
生産者向けに露店などで売る場合、これより安くないと買い手のメリットがありません。
したがって、トマトとしての最大利益は@14Gということになりそうです。
加工して売却
トマトは料理や醸造などの生産素材ですので、加工してから売却することでもう少し金策効率を上げることができないでしょうか。
トマトを使う料理では、トマト以外の材料を何種類も必要とします。
トマトを使う料理の一例(一部抜粋)
●ソース
トマト、たまねぎ、とうがらし、セージの葉、砂糖×3、塩×3、酢、ミニウォーターボトル×3
●ドミグラスソース
スジ肉×3、たまねぎ、にんじん、ウォーターボトル×2、ワイン、小麦粉、バター、トマト
●ロールキャベツ
ハンバーグパティ、キャベツ、出汁、トマト、塩、こしょう
●オムレツ
ヘビの卵、たまねぎ、トマト、にんじん
●オムライス
ヘビの卵、たまねぎ、トマト、にんじん、ライス
●シーフードパエリア
精米×5、たまねぎ、トマト、魚介類の詰め合わせ、ミニウォーターボトル×10、ワイン、オリーブオイル、ハーブ
●野菜サラダ
たまねぎ、キャベツの千切り、にんじん、トマト
それらの数を揃える時の効率などを考慮すると、スキル構成なども含めてとても複雑になります。
今回は料理については除外します。
一方醸造であれば比較的少ない材料でトマトを加工することができます。
トマト+塩→トマトジュース×2
とお手軽なトマトジュースがベストではないでしょうか。
塩はNPCから@8Gで購入可能です。
トマトジュースのNPC売却価格は@11Gです。
トマト1個からトマトジュース2杯を生産できるので、塩の購入費用との差額(=利益)は@14Gとなります。
これはトマトのままでのPCへ売却時の最大利益@14Gと一致します。
加工すればNPC相手に確実に@14G稼げるわけですね。
さらに、このトマトジュースをPC向けに販売するともう少し利益を伸ばすことができます。
E鯖では、各地に展開している通称「自販機さん」の存在があります。
この自販機さんでのトマトジュース販売価格が@15Gです。
したがって、多くのE鯖プレイヤーにはトマトジュース=@15Gという相場のイメージがついていますので、PC向けにトマトジュースを販売する場合は12G~14Gの間が売りやすい値段であるといえます。
すると、塩代を差し引いた利益が@16G~@20Gとなります。
もちろん、PC向けの販売では収益を得るまでに手間や時間がかかります。
単純な時給として考えると低くなるかもしれません。
まとめ
今回、30分で1400個のトマトを収穫できました。
1時間で2800個のトマトを収穫可能ということになります。
トマトジュースに加工して売却することで、
NPCへの売却だと@14G→39,200G/時
PCへの売却だと@16G~@20G→44,800G/時~56,000G/時
ということになります。
金策としては特別高率の良いものではないかもしれません。
しかし、低スキルでも取り組むことができ、戦闘スキルに依存しない方法でもあります。
また、得られるトマトジュースは一定の需要があるものです。
誰かの役に立ちながら金策でき、MoEならではの金策方法ではないかと思います。
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